当社の再生は、古くなった家具の傷を修復し、出来るだけ購入時の状態に戻すこと。
古くなった味を残し、修復後も10年、20年、30年と現役で活躍できるようにメンテナンスすること。
全く新しく衣装替えをして、現代風にアレンジすること。
この三本柱です。
お客様が、現在お使いの椅子を新規で購入しようか生地を張り替えようかと悩んでおられました。
今まで10年位お使いになられた椅子なので愛着があり、 とても座りやすい椅子とのことで、 思い切ってフレームの色も一新して、 同じ椅子ではあるけれどまったく違うイメージで 変えてほしいとの依頼がありました。 ※画像はご依頼前の写真です。
まずは、すべて生地をきれいにはがし、出来るだけ分解して、ガタつきフレームのゆるみ等を直します。
このタイプの椅子は使い方が粗いとアームやヌキがない為、主に背もたれのフレームと座のフレーム部分の付け根の部分がゆるんできてガタつきがおこります。
出来るだけ分解して(出来るものは、完全分解)、フレームを組みなおしてガタつきを直します。
フレームを組み直しきれいに洗浄して(10年間使われた汚れをきれいにおとします)一度、サーフェイサ(塗装下地で色はこの場合白)を噴きます。
これをすることにより、10年間使われてきた無数のキズを目立たせます。
その無数の傷を拾うとこんな感じになります。
これをすることにより最終的に仕上げた時にきれなフレームに生まれ変わります。
浅いキズはサンディングで仕上げ(主に紙やすりを使う)、
深いキズはパテを入れて補修します。
今回は白のつぶし(木目を消してしまう仕上げ)なのでこの程度の下地処理にします。
さあ、いよいよ塗装です。
今回はウレタン塗装にて仕上げました。(簡単に言うと車と同じ塗装です)
下地を入れて3回噴きました。
生地を張り、ブレード(ヘリの飾り)を付けて完成です。
見事に生まれ変わりました。
まずはお電話orメールにてお問い合せ下さい。