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飾り椅子の修理 張替え

2011/10/5 椅子

飾り椅子の再生現場です。
この飾り椅子はお客様がご自身で生地を張ったそうです。
背もたれにグラツキが出てきたのでその修理とついでに張替えを依頼されました。
IMG_2651.jpg IMG_2653.jpg
 
今回のグラツキ(ガタツキ)は脚部ではなく背もたれ部でした。
たいていこのような椅子は背もたれと脚部が一体となっており脚部のグラツキが修理対象となりますが、
この椅子は背もたれと脚部につなぎ目がありその部分がグラ付いておりました。
飾り椅子ですので日常使いをされないという前提に立てばこのような構造でも問題はありませんが、食卓用の
ダイニングテーブルですと日本人が使う場合は少々問題のある構造だと思います。
イタリア製のダイニングチェアにはたまにですがこのような構造のものがあります。
新しく椅子を購入する場合はチェックしてみて、なるべくならば頭の部分から脚の部分まで一体型のものに
されたほうが良いと思います。
IMG_2657.jpg 2656-1.jpg
 一度分解しました。
IMG_2897.jpg
再度取り付けます。
(なんかかっこ良くないですか?)
その後全体的にクリーニングをして
木部のキズを補修して↓
IMG_3031.jpg → IMG_3041.jpg
さらに生地を張り、ブレード飾りをいたしまして完成です。
IMG_3159.jpg 
IMG_3181.jpg
IMG_3166.jpg IMG_3164.jpg
キレイに仕上がりました。

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