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イタリア製象嵌テーブルの再塗装

2010/12/22 家具修理

ご無沙汰をしております。
年末になり私もだんだん追い込まれてきました。(いつも追い込まれておりますが)
少々がんばれば片付く程度のことですと、なんとなく本年中に片付けたくなってしまいます。
そんな毎日のなかイタリア製の象嵌テーブルを再生しました。
20年くらい前のテーブルで(バブル期)典型的なイタリアのベロナ地区のものかと思われます。
この当時のイタリア製品のウレタン塗装はなにが悪いのかは定かではありませんが、下の写真のように
白く塗膜がにごってきて象嵌が見えなくなってしまうような現象がおこってしまうことがあります。
P1110381.jpg
お買いになられた当初はそれはそれはキレイな象嵌細工でほれぼれするくらいの代物だったそうです。
経年変化と素直に呼べるものでもなく、捨ててしまって新しいテーブルに交換しようかどうしようか
と悩んでいたそうです。
なるべく20年前のほれぼれするテーブルに近づけるよう依頼を受けました。
P1110635.jpg
剥離をするのは気がひけるので塗膜をひたすら削りました。
削りすぎたところを補うのに若干ですがカラーを入れてウレタン塗装にてトップをかけて完成です。
(若干ですが色が濃くなります)
費用¥70,000程度です。(送料、消費税等別) ご興味のある方は下記お問い合わせフォームより問合せください。

 

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