記事を検索

SILIK(シリック)ダイニングテーブルの加工

2010/05/7 家具修理

今回はイタリアはSILIK社のダイニングテーブルの脚をカットした様子です。
簡単な作業かと思いきや以外とやってみると難しいですよ。
ケヒキという道具を使い一定の線(カットライン)をえがいてゆきます。
その線に沿ってのこぎりでカットします。(機械は使わない完全なアナログです)
きり終わったのがこの写真P1100506.jpg
P1100512.jpg
3.5cmほど切りました。これ以上はデザイン上よっぽどのことが無いかぎりカットできません。
もともとSILIK社のダイニングテーブルは高さが80cmほどあり非常に高いのです。
あわせる椅子もシートの高さは50cmを超えておりゴージャス感があります。
われわれ日本人には普通に使うには少々使いにくいと思います。
デザイン性を重視するか機能性を重視するかは人それぞれだとは思いますが、できれば両方兼ねそろえたい
と思いませんか?
なるべくデザイン性を損なうことなく且つ使いやすく。家具の永遠のテーマのような気がします。
このテーブル天板部にガラスがのっておりますのでカットしても高さは77cmで相当高いです。
機能性も兼ねそろえたとはいかないまでも、SILIKにしてはかなり座りやすくなりました。P1100510.jpg
テーブルや椅子の高さにいつも違和感をもってお使いになられている方一度カットしてみるのも良いかも
しれません。いつも気になりながら食事をするのは煩わしいものです。

tag

    この記事にタグはついていません