Asnaghi(アスナギ)のテーブルの加工
2014/04/30 家具修理
こんにちは!
アスナギというイタリアの高級クラシック家具メーカーはご存知ですか?
[アスナギ インテリア] – Italy
1916年創業のアスナギ インテリア。
クラシックスタイルの製品を創り続けるメーカーとして最上級とも呼べるほどにヨーロッパでの地位を確立しています。
完璧なまでに優美なデザインと細部まで行き届いた繊細な仕上げがアスナギの製品を特徴づけ、その威厳を充分に示しています。
常に最高級の材料を使用し、長い経験をつんだ職人達がその技法を余すところなく発揮し、
市場の要求に応え続ける事こそがアスナギの家具が世界中の顧客達を魅了し続ける理由であると考えられます。
世界中の一流ホテルや大使館、別荘や邸宅に納められている事がその証であると言えるでしょう。
とまあどこかの会社のアスナギの紹介文を適当に抜粋いたしましたが、とにかくすばらしいメーカーです。
今回はW3000 D1200と超大型テーブルで、(ワイド3Mですよ)マンションの3Fに置かれることとなり
エレベーターはもちろんのこと、階段でも搬入が出来ないとのことでアシストしに現場に急行いたしました。
これがテーブルの脚です
脚のワイドは2750mm(天板は3000)こんな大きい脚は見たことがありません。
聞けば500万はするテーブルらしくノコギリでカットするのもややビビッてしまいます。
慎重にカットする部分をお客様と相談して決定していよいよ実行です。
まっすぐきれいにカットするため
あて木をして切ります。
慎重に!慎重に!です。
無事切り終わりました。
カット後に正確に元の位置に収めて、かつ頑丈さを出すためダボとビスで結合させることにしました。
(今後搬出がある可能性もあるのでのりはいれませんでした)
カットする前にスミ出しはしておき、ダボやビスの位置は確定させておきます。
さて、ようやく階段で上げて行きます。計算上は入るはずですが、万が一もあります。(あってはいけませんが)
僕も必死になって階段上げに参加しておりましたのでこの一番大変なシーンを写真にてご紹介できないのが
とっても残念です。
なんとか上がりお部屋まで運びこみました。やれやれ!
お部屋も大きかったのでテーブルの大きさにはさほど違和感はありませんでした。
繋ぎ合わせて完成です。
ダボとビスの穴です。
繋いだ部分はこんな感じです。
ほぼわかりません。
椅子をセットして一件落着です。
この仕事をやり終えての感想です。階段上げの時5人で上げましたが、キズをつけて余計な仕事が増えないようにと、、、、カットよりもここが一番苦労したところでした。
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