椅子のガタツキ修理(慎重編)
2012/07/22 椅子
こんにちは!
今回は椅子のガタツキを修理しましたが、生地の張り替えはしないで
そのままの状態での修理をしました。
かなり慎重な修理作業となりました。
どんな感じか…大雑把ですがこんな感じでした。
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最初の状態です 慎重に生地を剥がします フレームの状態
通常は生地を張り替える時に行いますが丁寧に使われていると生地は見た目キレイなのですが
フレームがガタついてしまうことがあります。
生地にダメージを与えないように慎重な作業となります。
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出来る限り分解します 再度締め直します
さて今回もう一つ問題になったのが生地にスレがあり、(長年使われていたため)
再度張り込む時に生地が破れてしまう恐れがあるのです。
見た目はキレイでも糸は使われているうちに弱くなってしまうのです。(イタリアの生地でしたので)
こんな感じです
そこで裏打ちしなければなりませんでした。
芯材を使いました。
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はがした状態 芯付けして 見た目強度共に良し
下地を再度入れて(この部分割愛させていただきます)
完成です。
最初の写真と最後の写真を見比べると明らかに変わっておりません。
説明がないと写真ではわかりにくい修理でした。
意外とこういう方が手間ってかかっているものなのです。
椅子修理だけではなく何事も見た目にごまかされてはいけません。(なんのこっちゃ)
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